歯ぎしりのマウスピース

「歯ぎしり用のマウスピースは硬いのが良いの?軟らかいのが良いの?」

CahtGPTの回答

歯ぎしり(ブリキシズム)用の**マウスピース(ナイトガード)は、硬いのと軟らかいのどっちが良い?という質問に対しては、「症状の強さや目的によって変わる」のが基本です

① 軟らかいマウスピース(ソフトタイプ)

メリット

* 装着感が柔らかく、初めてでも慣れやすい
* 噛んだときに違和感が少ない
* 軽度の歯ぎしり・軽い食いしばりに向いている

デメリット

* 材料が柔らかいためすり減りやすい(耐久性が低い)
* 強い歯ぎしりだと十分な保護にならない場合がある
* 場合によっては「噛む刺激」が逆に顎に力を入れさせることもある(咀嚼反射)

軽度〜中程度の歯ぎしりで、とにかく装着感を重視したい人向けです。

② 硬いマウスピース(ハードタイプ)

メリット

* 丈夫で耐久性が高い
* 強い歯ぎしり・食いしばりでも歯の保護効果が高い
* 顎の位置を安定させやすい(顎関節症の改善にも役立つことがある)

デメリット

* 初めてだと硬さが気になって慣れるまで時間がかかる
* 違和感を感じやすい(調整が必要になることもある)

中〜重度の歯ぎしり、歯の摩耗や痛みが強い人向けです。

③ ハイブリッド(Dual/中間タイプ)

* 内側が柔らかく、外側が硬い構造
* 「快適さ」と「保護力」を両立
* 中程度の歯ぎしりや、硬さと柔らかさの両方欲しい人に人気

まとめ(選び方の目安)

| 歯ぎしり/症状 | おすすめタイプ |
| ------------ | --------- |
| 軽い噛みしめ/初めて | 軟らかいタイプ |
| ガリガリ強く磨耗している | 硬いタイプ |
| 中程度で快適さも欲しい | ハイブリッドタイプ |

注意点

自分の判断だけで選ぶより、歯科医師に診てもらうのが一番安全です。
歯ぎしりの強さや噛み合わせによって最適な素材や厚みは変わりますし、合わないマウスピースは逆に顎や歯に負担をかけることもあります。

市販のものより、歯科医院で作るカスタムタイプの方がフィット感と保護効果が段違いです。

 

こういったシンプルな質問においては、リサーチ力が高いので、回答もかなり良いですね。

最近、他院でマウスピースを作って、そろそろ新しくしたいと当院へ受診される患者さんが続きました。

その際、ソフトなマウスピースを使用されている患者さんが多いんだなと感じています。

 

当院で、作製するマウスピースのほとんどがハード(硬い)です。

メリットデメリットは、まさにAIが答えてくれた通りなのですが、ソフトはデメリットに対してメリットの天秤が軽すぎると思ってます。

この疑問にストレートに答える論文などはあまりないです。

日本補綴学会の論文ばかりで、一般にはお目にかかることはできません。

歯科学報という東京歯科大学が出しているものが少し読めたので、引用します。

 

歯科学報 2015 臨床のQ&A

「ナイトガードの目的として,歯質の保護,修復物の保護,歯周病による動揺の保護などが挙げられ,種類にはハードタイプとソフトタイプがある。その使い分けに関する報告は様々であり,ソフトタイプは製作が簡単であるとか,違和感が少ないという報告もあれば,ソフトタイプだと筋活動が増強されるという報告もある。ただし,ある実験報告ではハードタイプよりソフトタイプを使った時の方が歯のひずみが大きく,楔状欠損や修復物の破折を引き起こす可能性があるとされる。基本的には,ソフトタイプの方が欠点が多く,ハードタイプを勧める場合が多いと言える。」

全く同意します。

ソフトタイプだと、噛みこむという咀嚼力が働き、より噛む力が強くなってしまうことや、歯に対しての力の分散という意味合いでは不十分だと思っています。これは、歯ぎしりが軽度だとか重度だとかは関係ないと考えています。

 

ソフトタイプがお勧めな場合

これは、スポーツ時などに使用するマウスピースです。瞬発的に非常に強い力がかかる場合などに緩衝により、歯のダメージを減らせます。

 

色々な症例や考えがあると思いますので、一概には言えないですが、当院では歯ぎしり対策のマウスピースはハードタイプをお勧めします。

 

院長

前田道徳

名古屋市立大学口腔外科に研修医から10年以上勤める。

同大学の医学博士。

日本口腔外科認定医。

米の木まえだ歯科

日進市米野木町丁田119-4

 

2026年01月31日