AI活用について
久々ですが、再開します。
もう数年前からAIチャットボットが身近な世界になってきました。
私もchatGPTは、よく使います。
このホームページの修正案なども頂いていますが、エンジニアじゃないのでよくわからないことも多いです。
ただ、エンジニアに直接聞かなくても、ある程度のことは教えて貰えるので非常に助かります。
もっと若い人にとっては当然なツールなのかもしれません。
私も比較的パソコンに馴染んで生きていきましたが、さらに進んでいるんだと思いますね。
最近はAIチャットボットを使って、LINEで自動応答する歯科のサービスを聞きます。
そこで、少しの間、chatGPTやGEMINIに歯科の質問をしてみて、正確に返ってくるか検証したいと思います。
歯が痛いけどどうすれば?などの一般的なことだと、かなり一般的な回答しかでないので、少し専門的な質問をします。
ちなみに歯が痛いけどどうすれば?って質問したら、鎮痛薬を飲む、冷やす、清潔にする、速く歯医者に行くって返ってきました。
まぁーそーですよねって感じですね。昔は、正露丸を丸めて詰めるってよく言われてましたが、おばあちゃんの豆知識みたいな回答はないようです。
「舌のヒダが短いっていわれたんだけど、どうすればいいですか?」
👉
chatGPTの答え。
舌のヒダ(舌小帯〈ぜっしょうたい〉)が短いと言われたということですね。 これは「舌小帯短縮症(たんしゅくしょう)」と呼ばれる状態で、舌の動きが制限されることで、 発音がしにくい 舌が前に出しづらい 授乳・飲み込みの問題(乳児の場合) 歯並び・噛み合わせ・口呼吸の影響 などが起こる場合があります。ただし、“短い=必ず治療が必要”というわけではありません。
治療
① まずは専門家の診察を受ける 以下のどれかに該当する医療機関が最適です。 歯科(特に小児歯科・矯正歯科) 口腔外科 耳鼻科(必要に応じて) 舌の可動範囲を実際に見てもらって、 「日常生活に支障があるか?」 「切開(舌小帯切除)が必要か?」 を判断してもらうのが確実です。
② 発音や食事に問題がなければ、基本は経過観察 舌小帯が短くても、生活上困っていない人は多いです。 多くの場合、成長とともに自然に伸びたり、使い方で柔らかくなったりします。
③ 問題がある場合:治療という選択肢 症状があり、舌の動きに明らかな制限がある場合は以下があります。 ■ 舌小帯切除 数分で終わる処置 歯科・口腔外科で行う 子どもは麻酔下で、成人は局所麻酔で可能 その後は舌トレーニングが必要 ■ 舌トレーニング(軽度の場合) 舌を上あごにつける練習 口の周りの筋トレや発音練習 これだけで改善する例もあります
もしよければ、次の質問に答えていただければ、より具体的にアドバイスできます。 舌を前に突き出すと、先がハート型になりますか? 発音(サ行・タ行・ラ行)で言いにくい音はありますか? 食べづらい・飲み込みにくい・口呼吸などの症状はありますか? お医者さん(歯科?耳鼻科?)からは「治療した方がいい」と言われましたか?
👉
ほとんど合ってますよね。最近のAIチャットボットはすごいですよね。
子供の場合、大体は保育園や学校の歯科健診で試適を受ける子が多いです。
幼児期の場合、哺乳に問題があれば、切除適応です。
学童期以降は、発音に問題があれば、切除適応です。
切除は、色々なやり方がありますが、子供場合は部分麻酔にて電気メスやレーザーで切除します。
大人は、後戻りも多いのでメスで切開し少し変った方法で縫い合わせます。人によっては全身麻酔で行う方もいます。
舌トレーニングは、本当に軽度の場合で、あまり問題とならない方が多いです。
返しもいいです。舌の突出時の形状や特に舌の上方への運動が必要な発音について聞いてます。
chatGPT恐るべし。
次回はもっと専門性の高い質問でもしてみましょう。
目指せAIに代替されない歯医者へ。
院長
前田道徳
日本口腔外科認定医。
名古屋市立大学口腔外科に研修医から10年以上勤める。
同大学の医学博士。
日本臨床栄養代謝学会所属
日本頭頸部癌学会所属
日本化学療法学会所属
米の木まえだ歯科
日進市米野木町丁田119-4
TEL:0561-73-2211

